ミルク入れ忘れ事件

 昼の1時くらいに起床。適当に母が作ったであろうパスタを食らう。その2時間後母に「コンビニにアイスを買いに行こう」と誘われる。「じゃあ○○買ってきて」というと買ってこないのがウチの母なので仕方なく姉とともについていく。俺はパルム(パルムがこの世で一番美味いから)姉はチョコミント、母はフラッペをそれぞれ買ったのだが、フラッペは購入後ミルクを注ぎ入れる必要があり、母はそのことを理解しておらずそのまま3人帰宅した。このことが不幸の序章だったのだ。

 

 ミルクを入れ忘れた母を姉と2人でからかってコンビニに再び行かせると家に姉と俺だけになった。そこに父が帰宅し3人になった。いつもなら父は自室に戻りネットフリックスでガンダムユニコーンを観たりしているのだが、部屋の遮光のために母とやり取りをする必要があったためかリビングに出てきた。その場に母がいれば権力が拮抗している母が父との会話を担当し何事もなく終われたのかもしれないが偶然母はミルクを入れるためその場におらず3人で会話することとなった。一連の会話の流れは、父の部屋には西日が入るため遮光をしなければならないこと、このように部屋の快適性が低いことが家賃の安さに繋がっているのではないかという父の考察、この賃貸を数年内に出ていくことになること、そのとき俺の部屋の用意は考えていないこと、つまり俺には就職活動をする必要があること、今お前就職活動やっているのか?という感じの流れで何気ない会話から俺の人生の問題に矛先が向けられてしまった。

 

 今現在、マジのガチで就職活動に相当することをなにもやっていない俺はもう何も言うことが出来ず「へィ」や「ハィ」の相槌を打つことしかできなかった。自分が劣勢であることを察した俺はもう逃げるしかなかった。「三十六計逃げるに如かず」って昔の人も言ってるし逃げるは最強なのだ。

 

 逃げる場所としてはジムしか思いつかなかったのでさっさと準備を済ませ支度し出発した。逃げるときに父に「どこいくのか」と聞かれると火に油を注ぎかねないので父が自室にいるタイミングを見計らい出発し、どうにか逃げ切りそして帰ってきた。今のところ俺を糾弾する流れではなくなっていたので安心し今これを書いている。しかし一旦俺の就職活動をしない罪を断ずる流れができあがってしまったので近いうちに何回かお説教タイムに突入する可能性が非常に高い。しかし8月までは一切就職活動しないと心に決めているのであと1週間は暖簾に腕押しタイムである。というかこれだけ世の中から離れているともはや就職活動というより社会復帰活動という感じだなあと他人事のように考えている俺はそんな夏を過ごしている。皆はどんな夏なのかな?俺より充実してる?そっか。

 

 

(前の段落で本文終わっています速やかにお帰りください)全然本題とは関係ないのだが今日ジムに行くとムチムチの女の子の2人組がいてテンション上がった。言葉を選ばなければかなりチソチソに来た。俺の行っているジムは3割くらい女子で同年代が多いので確率的に「イケてるオナゴ」が現れるのだが、今日の2人組は別にイケてるわけでもなかった。私ジム入りたてですって感じの体つきだったのだがそれが良かった。女子はさあ、別にいいよぉ筋肉つけたりとかスラっとしてなくてさ、ムチムチサイコー!「人間万事塞翁が馬」やね!オヒョヒョオヒョヒョオヒョヒョ!!!